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アスペルガー症候群の妹が障害者手帳(2級)をもらった流れと他の支援まとめ

アスペルガー症候群と診断された妹が障害者手帳(2級)をもらいました。

障害者手帳をもらうと税金の免除や障害者雇用での就職、交通機関の運賃や映画館で割引などの支援を受けることができます。

アスペルガーは重度じゃないと障害者手帳をもらえないんじゃないかと思っていたのですが、重度でなくても交付してもらえることができました。

ここでは障害者手帳をもらった方法や、障害者手帳以外の支援についても触れているので参考にしてみてください。

精神障害者保健福祉手帳をもらった過程

初めは障害が重くないと障害者手帳をもらえないと思っていました。

ですが、妹が通っている「こころのサポートセンター」というデイサービスの施設で、保護者に向けて障害とはどういうものなのか、どんな支援があるのかという話を聞く機会があり、そこでアスペルガー症候群でも障害者手帳をもらえることがわかりました。

妹の意思も尊重したかったため、妹に障害者手帳をもらってもいいかと聞くと「いいよ」と返ってきたので申請してきました。

精神障害者のくくりになるので、「精神障害者保健福祉手帳」を交付してもらえます。

医師の診断書が必要なので病院で障害者手帳用の診断書を書いてもらい、市役所の福祉課に行って手続きをすると3ヶ月ほどでもらうことができました。

等級が1〜3級まであり、保健センターで診断書の内容を見て審査され、どの級になるのか決まるようです。

どの等級の障害者手帳をもらえるか気になると思いますが、以下の引用が参考になるかと思います。

1級 精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの(概ね障害年金1級に相当)
2級 精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの(概ね障害年金2級に相当)
3級 精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの(概ね障害年金3級に相当)

引用:厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」

 

手帳をもらった妹はどんな子か

中学2年生の時に中学の特別支援学級に入るために適性検査を受けましたが、9歳の精神年齢だと言われました。

周囲と比べて精神年齢が低く、理解できないことが起こるとパニックになって大泣きしながら物を投げたりするので、周囲と馴染めなくて不登校になりました。

アスペルガーだとわかったのはパニックになった時に近所の人に児童相談所に通報されたことがきっかけです。

妹がどんな子なのか、どうやってアスペルガーだとわかったのか、どんな施設に通っているのかもっと詳しく知りたい方は以下の記事にまとめてありますのでご覧ください。

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障害者手帳以外にもらえたもの

障害者手帳をもらうための手続きをした際に他にも勧められたものがあり、

「自立支援医療保険受給者証」
「特別児童扶養手当」
「重度心身障害児医療費助成金受給資格者証」

の手続きもしてきました。

住んでいる地域によって多少の違いはあるかと思いますが、それぞれどういうものなのか簡単に記しておきます。

うつ病の母も妹と一緒に障害者手帳(2級)をもらい、「自立支援医療保険受給者証」と「重度心身障害児医療費助成金受給資格者証」ももらいました。

うつ病の人でもらっていない人も一度調べてみたり、病院や市役所に相談してみるといいかもしれません。

自立支援医療保健受給者証

指定した医療機関の精神科に行くと、精神科と薬の料金が1割負担になる。

医療機関は、自分が行っている病院や薬局を手続きの時に指定できました。

何度も精神科に通う人にとってはありがたいです。

特別児童扶養手当

20歳未満の子どもの保護者に対して支給される国からの手当。

国からの補助なので、返さなくて大丈夫なものです。

保護者の収入の額によってもらえたりもらえなかったりするようです。

重度心身障害児医療費助成金受給資格者証

障害者手帳が1級、2級の人がもらえるもの。医療費や薬の費用を支給してもらえる。

妹が住んでいる地域では、中学生までは窓口に受給者証を提示すればその場で無料になります。高校生になると一度支払って、3ヶ月後に指定した口座に支払った金額が振り込まれる形式になります。

アスペルガーでも支援を受けられる

アスペルガーは支援を受けられないんじゃないかと思っている人もいると思いますが、程度によっては支援を受けられる場合もあるので、まずは医療機関や市役所などに相談してみるのがいいかと思います。

また、自分が住んでいる地域で同じような境遇の人(アスペルガーの人や、アスペルガーの子どもを持つ親など)と知り合っておくと情報交換ができるのでいいと思います。

あの病院はいいよとか、こんな集まりや講演会があるよとか、あの高校はしっかり支援してくれるよとか、住んでいる地域の欲しい情報を集めることができます。

TwitterなどのSNSでも簡単に知り合うことができますが、地域の発達支援センターやこころのサポートセンターなどに通っていると講演会やイベントなどで知り合える機会があるので、一度参加してみるのもいいかもしれません。

妹がお世話になった施設についてまとめた記事は以下のリンクからご覧になれますので、参考にしてみてください。

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