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妹がアスペルガー症候群と診断された。相談にのってくれた施設の紹介

アスペルガー症候群と診断されても周囲に同じ発達障害者の知り合いがいないと、どこに相談すればいいのか、どんな施設があるのかわからず手探り状態になってしまうことがあるかと思います。

私は中学1年生の妹がアスペルガー症候群と診断されましたが、私や私の家族もこれまでアスペルガーと診断された人やアスペルガーの子どもがいる人と関わりがなかったので、どこに相談すればいいのか、どう接していけばいいのか悩みました。

ここでは、妹がアスペルガー症候群と診断される前後にお世話になった施設などを紹介しています。

  • アスペルガー症候群と診断された。
  • 自分はアスペルガーな気がする。
  • でもどこに相談すればいいのかわからない。

そんな悩みを持つ方が一歩踏み出すための参考になれば嬉しいです。

妹がアスペルガーと診断された経緯は以下の記事をご覧ください。

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市役所の福祉課

 

  • 生活相談支援を行なっている。
  • 発達障害者についての相談に乗ってくれる。(どんな支援があるか、制度や施設の紹介など)
  • 障害者手帳の交付をしてもらえる。

 

支援制度や施設の紹介などをしてもらうことができます。

私がお世話になっている福祉課の方は、妹がアスペルガー症候群と診断される前から妹が問題を起こすことについて親身に相談に乗ってくれました。

役所の方は親切じゃないという話を聞くこともありますが、全ての人に当てはまるわけではないので、敬遠している方は一度相談に行ってみるといいかもしれません。

障害者手帳をもらう場合もここで手続きを行います。

障害者手帳をもらった話や、妹が受けている支援(自立支援医療保険受給者証など)については以下の記事にまとめてあります。

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発達障害支援センター

 

  • 都道府県が運営。
  • 障害のある人・心の発達が遅れている人などの相談・診察をしてくれる。
  • 私の住む地域はすごく混んでいた。

 

障害のある人・心の発達が遅れている人の相談をしたり診察をしてもらえる場所で、必要に応じて薬を処方してもらいました。

都道府県が運営しており、医師・保健師・作業療法士・精神保健福祉士・ケースワーカー・臨床心理士等の資格のあるスタッフさんたちが対応してくれました。

地域により違いはあると思いますが、私の地元の発達障害支援センターは年齢制限があり、18歳までは診てもらうことができました。

妹と両親で通っていましたが、発達障害の妹は日常の話(普段どんなことをしているのか、など)を聞かれていました。また、家族からの相談(妹がこんな時にパニックになったんだけどどう対処したら良かったのか、など)にものってもらいました。

ただ地元の発達障害支援センターはいつもすごく混んでいて予約が取りにくい状況だったので、3ヶ月に一度しか診てもらうことができなかったです。

加えて平日しかやっていなかったので、予約した時間に学校や会社を休んで行っていました。

ここには妹が小学2年生から中学1年生までは通っていましたが、アスペルガー症候群と診断された後は予約が取りやすいこれから紹介する「思春期外来」と、「こころのサポートセンター」に通っています。

思春期外来

 

  • 病院の思春期外来。
  • 精神科のようなもの。
  • 障害のある人・心の発達が遅れている人などの相談・診察をしてくれる。

 

発達障害支援センターと同じように、発達障害の妹の近況を聞いてもらったり、家族の相談にのってもらったりして、必要に応じて薬を処方してもらっています。

私の住む地域では18歳以下の人は思春期外来で、18歳以上になると精神科に通えるようになります。

約1ヶ月半に1度のペースで通っています。

こころのサポートセンター

 

  • 1対1で担当者と遊びながら、どんな様子か見てくれる。
  • サークルに参加できる。
  • たまに近くでキャンプをしたり、動物と触れ合う機会を設けてくれる。
  • 保護者に発達障害について学ぶ講習会を開いてくれる。
  • ここに通うためには市役所の福祉課で手続きをおこなった。

 

センターによってやり方は様々だと思いますが、妹の場合、妹と担当の先生の2人で平日の同じ曜日・同じ時間に1時間の間、妹の興味のあることや好きなこと(動画を見たり、歌を歌ったり、手芸したり)をして、自由に過ごしています。

毎回違う曜日や時間だとパニックになる子もいるため、毎回決まった曜日・時間に通えるように配慮してくれています。

1対1で見てくれるので、本人の性格や特性をちゃんと把握してもらえて、相談すると適切なアドバイスをもらえたり、パニックなど何か起きても適切な対応をしてくれます。

また、最近は土曜日にサークルと呼んでいる集まりがあって、アニメ好きの集まりや手芸好きの集まりなど、好きなサークルに入って同じ発達障害の子どもたちでコミュニケーションをとったりしています。

子どもたちがサークルで集まっている間、保護者のために発達障害についての知識を深める講習会を開いてくれることもあります。人間関係の改善方法や将来設計など、様々なことを教えてもらっています。

 

こころのサポートセンターの人に「アスペルガー症候群などの診断名があれば福祉サービスを使えるからおいで」と誘われて通い始めましたが、妹にとってはここが一番居心地が良さそうで、パニックの回数が減るなど効果があった場所です。

ここに通うには市役所の福祉課で手続きをするのですが、社会福祉センターの方が作ってくれる計画書に基づいて「こころのサポートセンター」でも計画書を作ってくれるので、手続きには少し時間がかかり、通い始めるまでに3ヶ月ほどかかりました。

計画書はこれからどういう支援をしていくか考えたもので、半年に1回本人の状況を見ながら書きかえてくれます。

月に4,600円払って通っていますが、不登校になった妹でもこの場所にはとても楽しそうに通っていて、パニックになる回数も減ったので通って良かったと思っています。

とりあえず相談してみる

どんな支援をしてもらいたいのか明確でなくても、とりあえず相談に行ってみましょう。

初めは市役所や病院でどんな支援を受けられるのか、近くにどんな施設があるのかなどを聞いて情報収集してみるのがいいかと思います。

診断名(アスペルガー症候群など)をもらうことや障害者手帳を交付してもらうことに抵抗のある人もいますが、障害者手帳をもらうことで受けられる支援もあるので、それについてもチェックしてみるといいかもしれません。

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